デザインとシーン
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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。
全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。
すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。
宝石業界では、そろそろ今年のクリスマス商品の企画を検討する時期がやってきました。
5年前に出てきたトリロジー(過去、現在、未来の物語性スリーストーンネックレス)以来のヒット商品もなく、プラチナギルドが仕掛けた寺尾聡のCMでお馴染みのプロポーズアゲインも私達の小売店では見事にこけました。
何故、トリロジーが成功し、プロポーズアゲインの成果が厳しかったのか?
答えは簡単です。前者は、デザインを訴求し、後者は退職記念というシーンの訴求であったからです。
つまり、シーンの訴求では、その定番デザインでなくても退職記念にトリロジーでも構わなかったのです。
退職効果があったかどうかは判りませんが、やっぱりヒット商品はデザインまで含めて検討しなければ、上手く行きませんね。
愛の証にスィートテンをはじめ、次のヒット商品が存在しない以上、私達で作り出す仕掛けを今、検討しています。
別に全国的なヒットになることを望んでいるわけでなく、私達のお店でヒット商品になれば良いのですから。
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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。
全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。
すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。