印籠
WRITER
この記事を書いている人 - WRITER -
元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。
全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。
すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。
昔は、よく水戸黄門を見ました。小学生の時、学校の帰り道で「人生、楽ありゃ苦もあるさ~♪」と歌いながら歩いていたら「おっボウズ、渋いやんけ!」と工事のオジサンに声をかけられた記憶が今も残っています。水戸黄門は、水戸の藩主であった徳川光圀を物語っているのですが、小さいながら、いつもクライマックスで黄門様が印籠を見せるシーンになると母親に「コレ!絶対におかしいで!この印籠が偽者かもしれんやん。何で悪人は、印籠を確かめもせんと刀を置いて土下座するのん。こんな遠くからで見えるんやったら視力、良すぎるって」とブツブツ文句を言っていました。でも、そんな文句を言いながらも最後は弱い善人が救われて勝つという決まりきったストーリーが大好きで、毎週、欠かさずに見ていました。この印籠は、ただの象徴みたいなものですが、絶大なパワーを占めています。普段は隠して、ここ一番の時に出すというカッコ良さや憧れが、今だに人気がある要因なのでしょうね。僕らは、別に印籠が欲しい訳でも、そんなものを手に入れても仕方ありませんが、心の中に印籠は持っておきたいものです。それが技術や経験で培われた「自信」という印籠なのでしょうね。
この記事を書いている人 - WRITER -
元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。
全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。
すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。