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次なる仕掛け

 
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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。 全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。 すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

補聴器の販売が顕著に伸びてきている。

やはり補聴器は目的商品の部類に入るので、認知を掛けてきた店舗の飛躍が凄まじい。

基本、年金支給日に合わせた偶数月の15日前後にチラシを入れる場合が多く、偶数月に実績がド~ンと上がる傾向が強いのだが、出来るだけ毎月の仕掛けを掛けておいた方が良い。

今年は震災時に、一時、台数が落ちたが、そこから盛り返し、全体的に昨年の48万台を越える勢いだ。

そこで、本日、某支援先と補聴器の仕組みを検討した。

まず集客のチラシは、体験を全面的に伝え、客数を伸ばす。

その時に購買される購買されないではなく、体験を全面に訴求する。

ここからが、ポイントである。

購買されなかったお客様に対するフォローである。

統計によると、一度、体験されたお客様が、次に補聴器を買われるまでのタイミングが遅く、結構、買わずに我慢されている傾向が高いと出ている。(70歳以上になるまで購買されていない)

ここを今回の仕組みでは、どうすれば再来化して貰えるかを考え出した。

そこには、ある店舗が実施していた一つのDMにヒントがあり、それを参考に掘り起こしDMを実施する事にしたのである。

参考にさせて頂いた店舗のDMは、購買されなかったお客様に200通出し、10ペア以上が決定された実績があったものである。

目的商品には、メガネもそうだが、ブライダルも同様に、下見で決定しなかったお客様へのフォローの良し悪しがポイントになってくる。

ここにテコを入れると格段に売上が拾えるのだが、そこに確固たる仕組みを作っていない店舗が多いのが現状だ。


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