話題性
ふと神棚を見てみた。昔から山の祠は、雷(神鳴り)が落ちて出来たのだと信じられていた。だから、そこには神秘のパワーが宿り、結界が張られたのだと昔、祖父から聞かされた事をふと思い出した。
神棚には「四手(しで)」があって、雨のしめ縄が掛けてある。木が飾られて、清水が置かれている。それはつまり洞窟を意味しているのだと。改めて、見ると、いくら近代化が進もうとも、未だに信仰というものは、生きているのだ。
本日は、会津若松のメガネ店に行ってきました。
調子は先月も本店で900万円を越え、全体的にまずまず良かったみたいです。
必殺の100円セールも実施して、逆に単価が上がりました。
それはそうと今、この店で取り組みだしていることは、別の角度からの新たな販促の展開です。
その一つとして!
会津には桐の伝説があるそうです。
会津桐は、厳しい寒さと湿潤な気候で育ち、美しい木目の桐に成長してゆき、他で見られない重厚感があるのだそうです。
昔から会津の農家では女の子が生まれると庭に桐の苗木を二本植え、その子が成人してお嫁入りするときに、桐タンスや長持を作って持たせてやる文化があったのだそうです。
桐は火と水に強く大切なものを守り昔から日本人の生活・文化に欠かないものとして根付いています。
そこで、その桐を使い、地元の市役所を通して桐で造ったメガネケースに老眼鏡を沿えて寄付しました。
すると、それを新聞が取り上げ、取材が起こり、地元に大々的に掲載されたのです。
これは思った以上に反響も高く、これからも大切な人への贈り物として、会津桐で作ったメガネケースを独自で製作し市販化に動いている最中です。
何か地元に密着した専門店ならではの独自の企画も盛り込んで話題性を作って行くことが、見る人にとって楽しさにも繋がって行くのではないかと思います。
ちなみに喜多方の支店の方では、流し雛を飾ってイベント性を出したり、ラーメンの器を置いて「くもらないレンズ」を打ち出しています。
地元商店街とのタイアップも含め、チラシ、DMという即時業績アップ販促とは別の地元に密着した専門店だからこそ出来る話題性の提供。皆さんもチャレンジして見て下さい。