今の時代を生きる経営者

2009年2月4日

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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

霧、霧、霧・・・・・まさに先行き不透明だと洗脳されかねない経営環境であればこそ、経営者が行わなければならない事は、ただ一つ「方向性を決めること」です。
確かに、その方向性が正しいかどうかを断言出来る訳ではありません。当たり前の事ですが、最初から正しい方向が判っているのであれば、それをイチイチ経営者が決断する必要なんてないもので、ハッキリと見えないから決断が必要になるからです。
ここ１５０年ぐらいを見ると明治維新しかり、第二次世界大戦の後の復興、第一次オイルショックと方向性をしっかりと示すリーダーが、こぞって現れた時代は、この３回だと大前研一さんが言っていたらしい。そして今、100年に一度の不況だと言われているこの時代にも、きっとリーダーが出現してくるでしょう。
「まだまだ不安だ」「もう少し情報を収集しないと」「誰かの様子を伺って」的な理由をもとに決断を先送りしている経営者が多い中で、自店は、そろそろ動きませんか？
そして、焦点をしっかりと見て、この時代、またはこれから3年、5年と勝ち続けられる道への一歩を歩んでみませんか？
もし、それでも万が一、その方向が間違っていたと感じたなら、潔く身を引く覚悟を決める。
そんなリーダーシップが本当の意味で、今の様な時代に求められる経営者なのかも知れません。