判り易く、伝え易い事がプロの凄さ
幻の怪獣スペル星人。小学生の頃、ウルトラセブンの中に幻の怪獣がいるという噂が広がり夢中で探したものだ。その怪獣は、当時は全く判らなかったのだが、実は12話の永久欠番に登場した怪獣で、決して放送される事はなかった。
その為、11話の後、急に13話に飛んだのだが、理由は、スペル星人が放射能に汚染された被爆怪獣の設定だったので被爆者団体からの猛烈な抗議によって円谷プロは、ただちに謝罪をして、12話を永久欠番扱いにすることでメディアにおいて2度と発表しないと約束したものだった。
だから何やねん!!!・・・・気持ちは判ります。
だけど、ここには商売の要素が隠されているのです。
本日、宝石のJBSにて新たな打ち合わせをしている折に、宝石におけるルーペの使い方からダイヤモンドと色石の見方の違いや色石の見分け方等々を校長に教えて頂いたのですが、やはり凄いものですね。隣にいた部下のゲンキチも、始めは興味がなかったにも関らず、「オォ~」とか言って面白い面白いと言っていました。
宝石鑑定士の資格を持っていても鑑定出来ない人が多いことや、ジュエリーコーディネーターの資格も持っておられても、なかなか買い付けや目利きという要素になるとフィールドが異なる事から見ても、実際にバイヤーの宝石の鑑別手法や、判断の機軸を見ると単純明快で判り易いものだから部下も驚いて興味を持ったのだと思います。
通常、誰もが知っていることだと、なかなか人は関心を示さないものかも知れませんし、誰もが知らない事でも難し過ぎると伝え難くなります。それを単純明快に、判り易く伝えられ、そのコツを知っているという事が、「プロ」としての凄さになって伝わって行くものかも知れません。
もっともっと、他店の販売員では知らない事を勉強しましょう。
という訳で、宝石バイヤープロ講座を開設したいと思います。
宝石ジュエラーを目指す店、貴金属買取ショップで石の見極めを覚えたい店、接客で顧客を驚かせたい店等々、何の動機でも良いのですが、皆、集まれって感じで出来れば良いですね。
あと、やるからには辛気臭いのは嫌なので、期間も短期間でやろうと思います。