お問い合わせはお気軽に

宝石メガネ店の経営・販促の情報サイト

付加価値商品が笑っている

 
この記事を書いている人 - WRITER -
アバター
元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。 全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。 すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

久しぶりに2メートル以上積もっている雪を見た。


暖冬?エルニーニョ現象の中における寒波と言えども、やはり東北は雪景色だ。雪


世の中はデフレ・・・つまり物が余っているのだ。だから欲しいという欲求価値を上げるために価格を落とし、需要と供給のバランスを取ろうとする。


そうなると、より買い物という行為にシビアになる。確かにメガネは、トイレットペーパーや生鮮食料品とは違い何年かに一度の購買商品であっても、デフレの雰囲気であれば、その延長線上で見てしまう。つまり、お客様は失敗したくないという意識のもとで「賢い買い物」を求めるのだ。


では賢い買い物って何を意味するのか?


大きく分けると次の5つになる。


● 明らかに「これは安い!」と思えるメガネを購入できた場合 (価値/価格ですから、価値を明確に訴求していかなければなりません)


● 通常のメガネ店では、なかなか手に入りにくいメガネを購入できた場合(商圏内で限られた店のみの取扱いや、雑誌等に掲載されている旬なもの)


● 専門家(メガネに詳しい人)が誉めてくれるメガネを購入できた場合 (販売員が掛けているメガネや自分が憧れている人が掛けている)


● 自分が見ても明らかにピッタリだと思えるメガネに出会った場合 (家族や知人友人に誉められ、自分でも心底気に入っている)

● ずっと欲しかった(探していた)メガネを買えた   (過去の記憶の中で、顕在意識をもとに探していたデザインや機能のメガネ)


この中で、価格的な要素が大きく影響するのは、最初の一つ目である。デフレと言えども、皆が皆ディスカウントだけを求めている訳ではない。



もし自店が低単価品しか売れないと思っているなら、それを理由に、前に進む考えから逃げているだけである。 3万円セット、累進5万円セット、10万円セット、タレックス、999.9やジャポ、オークリー、カムロ、ラインアート、リンドバーグ等々の付加価値商品が笑っている。


この記事を書いている人 - WRITER -
アバター
元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。 全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。 すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copyright© 宝石メガネ経営.com , 2010 All Rights Reserved.