プラス志向であれ
本日は神奈川に行って、南浦和に入りました。
神奈川の宝石・時計・メガネの兼業店は相変わらず勢いがあります。
社長が常に前向きで社員さんやパートさんの人柄もとても良く、凄く楽しく仕事をしている印象を受けます。
なんだかんだと先月は1420万円の実績で、今月も間違いなく1000万円の売上は上がる事でしょう。
僕は、こういう兼業店においては社長の人柄が全てだと思っております。
活性化している社長の条件として、素直であること、勉強好きであること、そしてプラス志向であることという3条件を船井幸雄さんが昔から言っていますが、自分自身10年以上コンサルタントをしていて本当にその通りで、成長していく社長は、ピッタリとこの条件を兼ね備えていらっしゃるのです。
中には例外として「ミスターネガティブな社長」でも、メチャクチャ頑張っている凄い方もおられますが、頑張って手を打たれているということは、基本前向きだと言うことかも知れませんね。
顧客は楽しいところに行きたい。暗い陰気なところには行きたくない。
当たり前のことですが、その雰囲気をどう作るかは全てトップの行動力や発言に左右されます。マイナス的な発言ばかりで、従業員の文句ばかり言うところが成功する訳もなく、そんな店は世の中の道理として衰退するに決まっています。
例えば宝飾店は企画を入れています。顧客名簿を駆使して必死にテレビ番組を作るのと同じ感覚で、お客様に楽しんで頂く事を常に考えています。
黙っていて売れるのなら誰も苦労しませんから。
しかしDMを打っても来店しないのはDM自体に問題があるのでなく、その店に行っても面白くないから、別に自分が必要な時だけ買いに行けば良いからと思われているに過ぎないのかも知れません。
よく宝飾のイベントでペルシア絨毯やマイセンとかの陶器、デザイナージュエリー、レザーコート、オーストリッチのバッグ、宝飾時計を販売したりしますが、何故、これらが売れたりするかと言うと、まず、これらを手に入れるところがないからです。昔の百貨店ならいざ知らず、今の百貨店ではこれらのバッグが大量に並んでいる店もないし、ペルシア絨毯や宝飾時計を販売しているところなんて想像も付きません。
それを見ていただいて、強制でなく何人かが楽しんで気に入れば購買して頂ければ、それはそれで自分達が顧客に出来る役割だと認識しているからでしょう。
商売とは、そういうものですね。
その店が好きで、その人が信用出来て、いつも色々提案してくれる。
だから飽きない。
だからまた行きたくなる。また会いたくなる。
だって楽しいから。今度は、どんな事で私をワクワクさせてくれるの?
という部分が根本にあるのです。