場所が違うだけ
やっぱり気になる「ドバイショック」
アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ首長国で、政府系企業ドバイ・ワールド」と関連の不動産会社「ナキール」が抱える債務について、債権者に対して返済の延期を要請したことより、債権を抱える欧州系銀行から、ユーロも下落し、ドルもユーロも円に切り替えが進んだ感じだ。
次から次へと本当に・・・・
そんなこんなで先程、東京から大阪に戻ってブツブツ言いながら自転車を漕いでいた。すると商店街から一匹のネコみたいなものが飛び出して来て、一瞬止まった。今のは、イタチだ!
あんまりイタチを見ないので、急に変な気分になった。
昔、ゴキブリを見たことのない姉妹が、家で始めてゴキブリを見た瞬間、コオロギだと思って喜んだという話を聞いたことがある。
確かに、ゴキブリも森に済んでいたらカブトムシやコオロギみたいなものかも知れない。
カエルもミミズも池にいたら自然である。
しかし、それらが突然、家の中にいたらビックリしてしまう。
いる場所が、そもそも間違っているのだ。
ノーベル賞を取る様な人が、普通の会社で営業をしていたら違和感があるというか、完全に浮いてしまいそうだ。
芸術家が、経営計画書を作っても会社では理解に苦しむ。
明らかに人と話をする事が嫌いな人が接客をしているのも目的が判らないし、メガネが好きでもない人が、メガネを販売しているのも何か違う気がする。
ドバイも無理している様に、不景気だからと言って、世の中の企業も本質を見ずに、何か無理をしている様に思えてならない。