迷い
昨日は会津若松で、今日は新潟でした。
両店とも、迷いもなく、しっかりと前を向いて歩いているメガネ店です。
商圏内において、商売で最も難しい部分は間違いなく集客です。
見込み客を発掘して来店して頂く事が、最も大変なのです。
どんなにオシャレで綺麗な店を作っても良い。どんなに変わったメガネを置いても良い。どんなに雰囲気の良い人材教育をしても良い。でも、間違っては行けないことは、それを目の前のお客様が同じ様に望まない限り、来店はされないだけです。
僕らもそうなのですが、セミナー等で成功事例をお話します。
確かに、ヒントはありますが、そういう店を真似して作ろうと思っても本質と中身が判らなければ自信を持って成功するなんて、とても言えません。
だって、いくらボクシングの世界チャンピオンの真似を覚えて、ボクシングゲームで最高得点をマークしたとしても、実践で動けるわけないからです。
それと同じで、世の中は一部の成功事例を見て、自分も出来ると過信して、そのまま自滅して行った人ばかりだからです。
僕でも自分でメガネ店を経営したら700万円は売れる自信があります!と思っている社員の人がいたりしますが、ハッキリ言って勘違い野郎以外、何者でもありません。
店の衰退は過信から始まり。そして、目の前のお客様にソッポを向かれる。
今まで支持されてきた商品は何なのか!お客様に自店は何を期待されているのか?それが本質です。
今日も業界は、百貨店で一時代を作ったK社が大手のMに買収されました。
均一ショップのMも、集客を狙ってコンタクト中心のチラシと選べるレンズを15000円代へと単価ダウンを計っています。
ブランドをどこよりも揃えているM社は、FやPのブランドの支払いをU社やS社と巡って大きな騒ぎになっていそうです。
市場は4200億。眼鏡屋なんだから、色眼鏡で見ず、しっかりとクリアな眼鏡で目の前のお客様を見て下さい。お客様に迷えば負けです。
ちなみに地元をしっかりと見据えてジュニアメガネを充実させている大変インパクトのあるコーナーです。やっぱりこういうものを見ると、僕らでもお客様がお子様を連れてきた時の顔が想像出来るので嬉しくなります。