戦略はあるのか?
先週の金曜日は、鯖江でメガネを作りました。
土曜日は、宝飾ボランタリーチェーン本部で一日戦略会議をして、その後、優秀な貴金属買取店(業界5番手)の社長と常務とお食事していました。
そこで「戦術は戦略を決して越えられない」という話をしました。
僕は、確かに変なコンサルタントですが、今、仕事を請けるかどうかは、その依頼する社長の描く絵に興味が持てるかどうかで決めます。
景気が良い時代なら判りませんが、今の時代、永遠に売れ続ける商品なんてありません。ドンドン売り続ける販売員さんばかりでもありません。メチャクチャ当たるチラシやDMを打ち続ける事も不可能でしょう。
そしてそんなものなら、誰でもすぐに真似出来ますし、より資本力が強い会社に集中します。業界一番でないのなら、同じ仕組みでなく、社長がどういう絵を描いているか!それが重要なのです。
それは、外からは見えません。大体は社長の頭の中にあるものです。
もし、社長が何も絵を描いていないなら、おそらく現状維持も難しく、衰退に向うでしょうし、従業員も何に向っていけば良いのかも迷う事でしょう。
今、重要なのは戦略設定なのです。それに共感した時、僕達は思いっきり、その実現の為の戦術をまとめる力を発揮します。
こんな話をしながら、後輩に薦められた、「サンクチュアリ」という漫画を全巻読破していました。
北条と浅村、漫画の世界だけど、凄く熱いものを感じました。