イメージ作り
昔、土曜の夜テレビと言えば「8時だよ!全員集合」を見ていました。
でも、その中でどうしても違和感があったのは、明らかに音声で吹き込んだ観客(何故かオバサン)の笑い声でした。
あれから何年も経ち、今のバラエティ番組を見ると、出演している芸人達が、ひな壇の上や画面の中で直接笑っている。茶の間は受けているのだろうか?何が面白いのかどうか判らない僕には、あの頃の吹き込まれた音声と同じ様に違和感を持って見てしまう。テレビ番組崩壊も近いかもしれない。
やっと、大阪に戻って来た。月曜の朝に出て行き、金曜の夜に戻ってくる。何か航海に出ている気分だ。明日は、福井への日帰りである。
今日は宝飾店の支援で、社長がボウリング大会をお客様イベントとしてやりたいと突然、食事の時に言い出した。社長、曰く「中山律子さん」を招いて、一緒にお客様とボウリングをして楽しめたら良いなぁ~という程度に聞こえたのだけど、この社長は、いつも思い付きを本当に実現させているから恐ろしい。
「レーンは、どうするのですか?」と尋ねると「5レーンぐらい借り切ったら良いでしょう?少ないですか?」と言われたので、僕は答えず、目の前のご飯に集中した。
ボウリングも暫くしていない。もし、レーンの前に赤い布か何かでピンを隠しても、プロはストライクを狙えるのだろうか?という事を考えていた。
多分、無理だろう。無理だとすれば、やっぱり何事も先のイメージを作ることが、重要であるのかもしれない。
イメージも判らず、ボールを投げ続けても、きっとストライクは難しいのであれば、こういう思い付きでも、しっかりと社長が何をやりたいのかというイメージを作って行くことは、自店の活性化へと繋がっていくに違いない。