ウンチク
「何でやらないの?」と質問しても返事が曖昧な人は、大概「自分はやれば出来るんだ!」と思っているに違いない。
でも、結局、「やらなければ自分は何も出来ないのヤツなのだ!」と思っている人の方が、結果は出易いものですけどね。
目の怖い病気、加齢黄斑変性症という病気は、視力に重要な役割を果たす網膜の「黄斑部」が障害される病気です。また網膜色素変性症は目の奥にある光を感じる部分の網膜色素上皮が次第に機能を失い、色素が沈着してしまう病気です。
それに合わせて確かCCPのレンズを説明したと思うのですが・・・・
ただ、それらの話を少し眼科の先生に話した時、非常に関心された記憶があります。
けど、後にすぐ、知らない事をばれて呆れられましたけどね。
僕は、講演をする時、時々、専門的な話も言います。コバ厚やプラス2.5とか、角膜頂点距離等々。
宝石も同様に、宝石の歴史を語ったり、モース硬度、ジン性、そしてダイヤモンドのカット比率、結晶等々。
白状します。正直、よく判っていません。だから突っ込まれたら何も答えられないと思います。(でも言い訳ですけど一応は、その部分だけ勉強はします)
でも、講演だけを聴いた人は、多分、僕が、専門的な事も知っているものだと感じる事でしょうし、凄く勉強しているのだと思って貰えるかも知れません。
誰もが知っていることだと、別に驚きもなく普通に聞き流す会話も、時には専門の人しか判らないことも加えて話すことで会話に奥深さが生れたりするのです。
接客も同じですね、誰もが知っていることを語っても、どこでも同じに聞こえてきます。
例えば、「これは●●というブランドです」・・・・見れば判るじゃん。
「凄くお似合いですよ。明るく感じます」・・・・具体的に言ってよ!
「こちらはサファイアになります」・・・・・・・はぁ~。それで?
そうではなくて、接客の上手い人は、「この人凄い!」と思って頂けるトークを持っていて、そこからフアンを作ったりしている傾向があるのです。
何か専門的なことや、知識等々を相手に合わせてぶつける事で会話が弾むからでしょう。
おそらく接客商売のホステスも釣りをしないのに、お客様に合わせて釣りの話で盛り上がれる様に勉強したり、バス釣りを経験したりします。将棋とかの話も、羽生さんや、誰もが知っている有名な人でなく、石橋幸緒女流王位の話とか知る人ぞ、知る話を研究して話題を作ったりします。
そのキッカケは「おっ!コイツ知ってるじゃん」と思って貰える様に持っていくことだと改めて感じるのです。
この様な話を、島田紳助さんも言っていましたが、弊社の社長からも聞いたこともあり、凄く共感させられました。