リスク管理
情報漏洩が世の中で課題になっています。個人情報保護法も含めたセキュリティの問題も我々にとって慎重に対応していくべき事柄です。例えば私達コンサルタントのパソコンの中には一部個人情報が入っています。仮にその情報が漏洩してしまい、悪用されてしまうと多大な損害が会社に覆い被さってしまうことは事実です。その対策として弊社社長の小山から質問された時、トンチンカンな回答をしてしまった私に、危うく手錠を強引にプレゼントされ、カバンに手錠を付けて歩くことを義務付けかけられました。これは冗談でなく、本当にそうなってしまうところが笑えないところです。ただでさえ、目つきが悪く変な人に見える私が街で手錠をカバンと手に付けて歩いていると職務質問されるに違いないと思うのですが・・・・絶対にそっちの方も問題です。
しかし、これは自店においてもお客様名簿が仮に流出し、悪用されると大変な問題になってしまうことが、ソフトバンクやジャパネットタカタの件で明確になったことだと思いますし、基本的に名簿は会社が管理すべきことです。何故なら会社の財産だからです。その財産を販売員個人へ完全に任せてしまうことは、非常にリスクが高いのです。またこれとは別に万引き防止対策としてドン・キーホーテの様な商品を持って店を出ようとするとブザーが鳴ったり、宝石店でも什器を開けると音楽が鳴ったり、店のガラスに警察巡回のシールを張ったりと様々な対策がありますが、一番大切なことは、しっかりとセキュリティ対策が出来ていると周りに認識して貰うことなのです。
事件が起こってからでは、遅い今、この機会に自店のセキュリティは万全であるかどうかを確認して頂ければと思います。