恐怖の理由
最近、訳の判らない犯罪が多発しています。
荒川駅での包丁を振り回しての殺人や、岡山駅でのホームから突き飛ばし殺人、全て意味不明の殺人で殺された方は、可哀相で仕方ありません。
こんな事が普通に起こってしまう世の中だと、電車のホームに並ぶのさえ怖くなってしまいます。
何故、怖いのか?
それは、意味不明で相手が考えていることが、全く判らないからです。
ナイフを持って向かってくるのも確かに怖いですが、事前に、それが判っていれば戦い方も見えてきます。また、よく会社で突然、キレる上司も、事前に、その人がキレるポイントを判っていれば対処も考えられるので、あまり怖くもないのですが、予測不可能な事で突然、キレられたりすると、理解が出来ないことに怖くなってしまうものなのです。
つまり、人間、予測が出来ないことに対して恐怖を感じる生き物だと言う事です。
これは、人を相手にしている接客も同じことです。
お客様の考えていることが判らなければ、怖くて最初は、接客なんて行けませんし、提案をすることも出来ません。
では、どうすれば、お客様が考えていることが判るようになるのかと言うと、答えは、一つ。接客回数を多くして、自分が接客した多くのお客様の情報を取れるだけ取って、ノートに書きとめ、お客様の嗜好性等が見えてくれば見えるほど判ってくるもの。だから経験を重ねることが必要なのです。