意志と習慣
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この記事を書いている人 - WRITER -
元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。
全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。
すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。
人間の「意志の力」と「習慣の力」は、果たしてどちらが強いのか?
例えば子供に「ご飯の前に手を洗うこと」「寝る前に歯を磨くこと」「帰ってきたら靴を揃えておくこと」「家から出て行くときや帰って来たときには必ず挨拶すること」等々、躾というものがありますが、誰もが最初は頭で判っていても億劫に感じます。しかし、それでもやらなければならないという行動まで結び付けるには意志の力が必要になってくるのですが、元来その力は弱いもので油断をすると、瞬く間に崩れてしまいます。
それを継続にまで持っていくには、頭で理解するというよりも、やはり習慣にまで高めることが何よりも重要なのだと思います。結局、人間は、大人という基準を年齢だけで勝手に世間が判断しているだけであって、小さい頃から、その性分は何も変わっていないものだと言えるでしょう。
だから、お店においても躾を従業員に教えなければなりません。お礼状にしても、顧客情報を取るにしても、挨拶の仕方にしても、商品管理やクリンネスにしても何度も何度も繰り返し言い続けることによって、習慣化していくのでしょう。そして一度、習慣化してしまえば、それをしなければ気持ち悪くなってしまうという感覚にまで高められ、自然に応用力が備わっていくものなのです。
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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。
全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。
すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。