メガネ店に何を求めているのか
皆さん、忘れていないだろうか?お客様は眼鏡屋さんに何を求めて来店しているのかを。
そうです。視力の補正です。ティファニーやジャポニスム等のブランドフレームを求めてくるのであれば、目の良い人が、もっと来店しても良い筈なのに、そんなお客様は、ほとんどいません。つまり、ブランドは視力補正の次に来るフレーム選びのプラスαに過ぎないのだと言う事です。
当たり前のことですよね。しかし、しかし、店を振り返ると可笑しな事が結構あります。
例えば、これが、累進世代になると益々、顕著に現れます。
例えば、単焦点でも真平らな非球面の方が設計上は良いと言われていても、少しカーブの掛かった球面の方が見易いと思える人も沢山います。
遠近もそうです。ある人はレゾナスが良いと言うし、ある人はレゾナスを見にくいと言います。
HOYAのBOOMは良いと言う人もいるし、ニコンのプレシオパワーでも変わらないという人もいます。
本来、設計が複雑になればなるほど、人によって感じ方はまちまちなのかも知れません。
だったら、何故、機能を重視する筈なのに、テストレンズがメーカー別に、お店には準備されていないのでしょうか?どれも一緒だと、こちらが思っていても、それを判断するのはお客様です。
遠近を初めて装用する人もいるし、前回はセイコーの内面を付けていた人も要るはずです。そういう人には何が、何々がお薦めで、どういう点が異なるのかをキッチリと体験して頂き、説明して頂きたいのが私達素人の主張です。
若者メガネが好きなので累進帯長も短い方が良いと言われても、長いものと短いものをテストレンズで比べて見て判断して貰う事も必要なのです。
最近、低価格セットにトリニティを付けられる人も増えてきました。フレームの耐久性に問題はないとも言えないのですが、常に働いている目の代用を担うレンズを優先してフレームは何でも良いと考えられているからなのでしょう。
そこに、大きなサインが出てきていると思われませんか?
もっと、機能を。もっと見え方と快適性を。
新接客スタイル、遠近革命システムを開始致します。