期待のミスマッチ

2009年1月20日

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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

ようやく品川に到着！今日は、予約して頂いた品川シーサイドのハートンホテルに宿泊して明日は、いよいよ国際展示場へ向います。
思えば、今から６年前、真珠のピー社が初めて出展するというので、当時、自分が何を出来るのか判らなかったのですが（単なる上司から言われた小間使いの位置づけ）、設置の準備を手伝って、夜遅くまでホテルの部屋でもミーティングして、朝一番に会場で、再度設置をするという事をしていました。そしていざ開演になると、僕もブースの前でビラを配り、声を出して「いらっしゃいませ～」と叫び過ぎたのか、声を嗄らしてしまい2日目には声が出ませんでした。しかも当時宝飾ボランタリーチェーン店の二世を集めた勉強会も毎回実施していたので、知っている人達はビラを配って叫んでいる僕を見て「先生、何してるんですか？？」と首を傾げながら問いかけてくるし、出展社からは、「声を出すのを止めて下さい」と再三注意を受けるし、シッチャカメッチャカだったのですが、今では、その時のワクワクしていた良い記憶だけが残っています。（人間の記憶って凄いですね）
今から、思えば当時、僕はお客様から期待されていた事が出来ていたのでしょうか？
どんな商売でも、自分がお客様に期待することと、お客様が自分に期待することのミスマッチを起こしては本末転倒になってしまいます。
明日は、6年前とは違う形で、僕の話を聞きに来てくれるお客様の皆さんが、僕の話に期待されている内容を第一優先で考え、テキストの内容なんて関係無しで張り切りたいと思います。