サービス日記
先日、出張先で変えのYシャツを探していました。当初、駅前の百貨店で購買しようと思っていたのですが、19時には閉店しているらしく近くのSCに入りました。
百貨店は相変わらず、20年前の都合で動いている様で、「実績が厳しければ20時までやれば良いのに!」とブツブツ言いながらSCのメンズコーナーで物色していると、どのテナントも高そうです。案の定、スーツを飾っていたショップが目に入ったので、そこのYシャツを見ると最低の価格で12000円。「何だこれは!オーダーメイドクラスではないか」と思って、暇そうにニコニコとこちらを見ている男性の店員さんに「あの~捨ててしまっても悔いの残らないYシャツを探しているのですけど、この12000円のYシャツだと、きっと悔いが相当残るので、安い2000円、3000円くらいまでのYシャツは、ありませんか?」と尋ねて見ました。すると店員さんは、「当店ではございません。隣のお店がセールをやっていたと思いますのですので」と店内に入って行ってしまいました。
確かに、隣の店には、まともな価格(5000円ぐらい)のYシャツが、奥から出てきたのですが、どれもデザインが今ひとつ。ここで、これを買っても更に後悔すると思って、仕方なく元の店で、店員さんオススメの13000円のYシャツをスーパー奮発して購買する結果となったのですが、ふとレジ前に貼ってあるビラには「10日間限り、携帯で登録すると最大1000円割引」と書かれているではありませんか!!!
カードを切った後でしたが、それを慌てて店員に尋ねると「あっ!登録されますか?今からでも大丈夫ですよ」と普通に言うではありませんか!
もし、これに気付かなかったら、僕は1000円高く、このYシャツを購買していたのですよ、君!
その男性店員さんには、申し訳ございませんが蛍の光が鳴るまで、ゆっくりとサービスとは何かという話をさせて頂きました。何故か、帰りには打ち解けて「また来るね!」「はい。色々ありがとうございます。僕自身サービスになります!」と訳の判らない会話をしていました。
えらい迷惑でしょうね。
でも、どんなに本社がサービス、サービスと体制を作ったとしても、それを実践する店員さんが、その想いがなければ、意味をなしません。お茶一つ出すにしても、それをしっかりとお客様へのサービスと捉えて実行している人が現場に何人いるのでしょうか?