驚きから感動へ
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この記事を書いている人 - WRITER -
元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。
全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。
すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。
驚きの店「ドン・キホーテ」。圧倒的な圧縮陳列の品揃えに徹底したディスカウント価格、そして深夜5時までの夜間営業を実施することによって世の中に新たな業態店として衝撃を与えることが出来ました。しかも商品の4割が毎月入れ替わっているので次に来る時はまた新しい商品の山に遭遇し、その都度新鮮な気分でまた売り場探検が始まるという展開システムを構築しました。しかし、これが100店舗以上の展開になってくると、その業態事態が、当たり前のスタンダードとなって、人は何も驚かなくなってきてしまう。それを誰よりも恐れ、次の芽を絶えず考えていたのが現会長の安田氏でした。標準という正規軍になってしまったドン・キには、必ず驚きの賞味期限が来てしまう。それを打破して次のステージに行くには当初の驚きを賞味期限がない感動レベルに変えて行かなければならない事をモットーに飲食店を併設したり、ネイルサロンや秋葉系の喫茶も展開されています。そして今後も続くそのテーマはH2Oと言い、ハート(心を伝える)、ホスピタリティ(歓待ともてなし)、ワンツーワン(1人1人のお客様へ)と設定されているのです。あくまでも作り手の都合でなく、消費者の都合に合わせて業態をドンドンと変えていくことによって自店は成長して行くもので、その時代の芽は、沢山眠っているのでしょうね。
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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。
全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。
すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。