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セットとプロパー

 
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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。 全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。 すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

「2番煎じでやるくらいなら全部逆に突き進んだ方が切り開けるのかも知れない」
最近、メガネの販売においてセットからプロパーへと移行している専門店が出て来ています。
確かに、巷にはスリープライスショップ、均一ショップ、選べるレンズコーナーとメガネ販売の基準を植えつけようとしていますが、別にそれをしたからと言って、彼らの業績が特に良い訳ではありません。
もともとセット商品というのは条件付きです。価格が主導に立ったパッケージだと思って下さい。
その為、完璧ではありません。強度数の人が5000円セットで完璧に満足出来るレベルな訳ありませんし、当然1万円の遠近セットもBOOMレンズ等の見え方と比較してもユレや歪みが強く視野の広さも違います。やはり、良い物が高いのは間違いありません。
しかし、価格における判り易さという部分の長所がありますし、チラシにも掲載し易いのも事実ですが、その反面、条件を付け加えておかなければ、5000円であったり、1万円でも、セットは、それで十分なのですよ!というのも伝わってしまうのです。
特に遠近の1万円のお客様とBOOMを購買されたお客様に対して、どっちがフォローがいるかというと、きっと1万円のお客様の方が、ビジョンケアを心掛ける専門店としては気になる事でしょうね。
その分、プロパーは判り難く、価格が不明瞭であることの反面、組み合わせが、お客様の目に合わせてピッタリな位置づけが可能に出来ます。フイッテイングの問題もありますので、ある程度の質をフレーム(安いフレームだと折角フイッティングしても直ぐに曲がりアイポイントがズレる)に求められますが、レンズを重視してフレームは安くも出来て、お客様の予算に合わせて出来るだけ自由に設定することが可能なのです。
この2つを融合させたのが、専門店のメガネ売場なのですが、しっかりと現場は意味を把握して、お客様に伝え、伝わっているのだろうか?


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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。 全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。 すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

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