東京ミッドタウン
本日、東京ミッドタウンが六本木にグランドオープンしました。そのシンボルの一つがミッドタウンタワーです。地下5階地上54階、高さ248mと日本一高いタワーの中に東京リッツカールトンホテル、そしてUSENやヤフー、コナミ、富士フイルムを含め一部上場している企業も本部移転で入っています。
ショッピングの方では、日本初の様々なお店が出店しており、雰囲気は、やはり六本木ヒルズや表参道ヒルズに似ています。そんな中、宝飾では、何と言ってもハリーウィストン。通常の店舗では中は見れませんでしたが、このお店は比較的入り易く、価格の凄さに驚かされます。その他にも世界で最高と言われているセレブチョコのアメリカ・ダラス発の最高級チョコレートブランド「NOKA」、恵比寿から移転オープンしたパティシエ鎧塚氏のスイーツ「トシ・ヨロイズカ」にも人がいっぱいで凄い勢いで女性が入って行きます。他にも数え上げれば切りがありませんが、イタリアのバッグメーカー「オロビアンコ」の世界初直営店HAKKIN.Itやメンズスーツのリチャード・ジェームスの直営店、そしてメガネではオプテックヴィジョンが手がけるセレクトショップ「EYEVAN」が入店していました。何と、店頭を見て驚いたのが天井にまでサングラスが飾られている壁面です。一瞬、上海の店を思い出しそうになりましたが、綺麗な演出に飾られた、その迫力は凄いものがあります。早速、店員に「あれ、どうするの?」と尋ねると、「あれはストックで、ディスプレイです。同じ商品は全て、什器の中にしまってあります。」と言う事でした。確かにハシゴがなければ、お客様も見れないし取れないでしょうね。ブランドは得意分野のオリバーピープルを始めシャネルやその他のスーパーブランドも何種類かありましたが、やはり目を惹いたのは「トム・フォード」です。なかなかトム・フォードのサングラスやメガネを品揃えしているメガネ店を見たことは、ありませんでしたので、少し感動しました。価格は大体中心で5万円ぐらいですが、今回のオープン前に行った東京ミッドタウン前夜祭でも、店員が言うには1番人気であったみたいです。フレームを揃えていることから当然、検眼もでき、レンズは1.6の非球面からで大体16000円でした。これが1.74になると5万円ぐらいで、約5種類ぐらいから選べる単焦点価格表を見せて説明していました。
15坪程度の小さい店でしたが、入店は非常に多く、「お金持ってそうだな~」と思えるご婦人や、早くも出来上がりを受け取りに来ていた紳士もいらっしゃいました。
六本木ヒルズ、表参道ヒルズ、そして東京ミッドタウンと、ハイセンスなワンランク上の雰囲気を醸し出しているモールが次々と完成していく中で、地元に帰った時に眺める、ジャスコや西友から始まり、今を時めくダイヤモンドシティと言えども、時代の流れの中で田舎臭く感じてしまう時が来るのでしょうね。あの雰囲気を味わった田舎に住むお客様は、一体自店に何を望むのでしょうか?そこに一つの方向性が見えそうです。