購買時の仕組みづくり
お客様は、財布から現金やカードを取り出した時に一瞬、躊躇いが発生するものです。それが高額になればなる程、「本当に必要だったのかな?」「どうしても欲しかったのかな?」「別に安い方の商品でも良かったのでは?」等々と脳の中で様々な思考が飛び交うのです。そこで、店員は、その戸惑いを「やっぱり良かった!」と思っていただける様に使用イメージの話で盛り上がったり、とびっきりのスマイルであったり、お買上サービスであったり、ポイント換算であったりするのですが、店頭においては、ここのオペレーションが非常に重要になって来ます。何故なら、この部分でミスを犯せば、そのお客様の来店は二度と期待出来ないパターンが多いからです。仮にお買上サービスでも、それがお客様にとって必要でないもの(ノベルティグッズや割引券等々)であれば、それはサービスではなく、セールスになってしまいます。では、お客様が必要だと思えて好感度の高いサービスには何があるでしょうか?やはり圧倒的に支持されるのはポイントカードになってきます。通常、ポイント換算率は消費税額分の5%ですが、判り易く表現すると10万円の商品を買うと、ポイントが5000ポイント加算され、その場でも5000円分の買い物が出来る権利があるというものです。これは単純な換算パターンですが、しっかりとお客様に伝えると、名簿が取れ、非常に効果が発揮できるツールになります。この様に自店では、購買後の認知的不協和音を排除する仕組みにどんな展開を考えられているのでしょうか?また教えて下さいね。