老舗
「企業が絶対にしてはいけないこと、それは潰すことだ!」
弊社社長の小山政彦が、勉強会等に参加している宝飾店等のオーナーに向かって言い続けてきた言葉です。「ゴーイングコンサーン」という使命を経営者が自社を支持してくれる顧客に約束する中で、100年以上も、その顧客との約束を守り続けている「老舗」と言われる会社が、何と日本には5万社以上もあるのだと聞きます。
この老舗と言われる数の多さは、世界でもあまりなく中国でも、わずか200社程度しかないのだから驚きを感じて仕方ありません。
一般的に、「あのお店は老舗だよ」と聞くと、何となく古めかしい雰囲気を想像してしまうものですが、実際には、時代、時代に沸き起こる高波の中を勝ち抜き、勝ち残ってきた、あらゆる時代に対応出来る会社なのです。つまり、時代に応じて新しいものも取り入れ、柔軟性を持った素晴らしい会社だと言うことを意味しているのです。
先日、東京駅から新大阪へ帰るまでに少し時間があったので千疋屋(せんびきや)でパウンドケーキを買いました。いかにも今風のお菓子店にしか思えなかったのですが、出来たのは天保5年(1834年)で日本最古の果物専門店だったそうです。
174年前に出来て、今でもお客様に対して「永続性」を約束し続ける企業というものに非常に感銘を抱き、パウンドケーキを食べようと思ったのですが、無残にもカバンの中の書類に潰されてしまっていました。