戒め

2007年10月29日

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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

「不安もプレッシャーもありますが、それをはねのけられるのは、納得できる練習しかないんです。」と言ったのは、あの柔ちゃんこと谷亮子さんです。
　彼女の様な世界でトップレベルの実力を持つ選手でも練習によってプレッシャーをはねのけていることを思えば、やはり自分の仕事は、全然「温すぎる」と感じてしまいます。
　皆さんは、毎日の売場に立つ時に緊張感はありますか？売場は、昔から舞台と言われる様にプロである以上、失敗は許されません。どんな人でも、初めて売場に立った時は、お客様の姿を見ただけで緊張したことでしょうし、会話も思うように出来ず、悔やんだ事もあったでしょう。その気持ちに戻ることを初心に戻ると言いますが、その気持ちを今も持ち続けて売場に立っている人が、一体、どれだけいるでしょうか？
　慣れの中には成長は期待出来ませんし、それ以上の「自分のあるべき姿」が想像できるはずなんてありません。
　自分という販売員が、どういう販売員であるかを決めるのは、自分でなく、あくまでもお客様です。だから自分は、「こんな一生懸命に頑張っているのに」といくら思っていても、それを判断するのも周りのメンバーやお客様です。
　一生懸命に頑張って向上しようとする人を見てたら、誰だって応援してあげたくなります。お客様も一緒で少しでも力になって上げたいと思うものです。
　それに対して、誰だって自分が手を抜かれたら嫌でしょ。
　だったら、それをお客様に伝えていますか？伝わっていますか？

　この話は、本日、ある支援先で朝の８時半から全社員に向けて話をした内容でしたが、
　皆に話しながら自分自身にも、強く言い聞かせていました。