お問い合わせはお気軽に

宝石メガネ店の経営・販促の情報サイト

アパレル通り

 
この記事を書いている人 - WRITER -
アバター
元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。 全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。 すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

本日、またまたアメリカ生まれのトータルカジュアルブランドFOREVER 21が原宿にオープンしました。朝からニュースで10代の若い女の子達が徹夜でオープン前から300人以上の列を作っていたのが圧巻ですが、そもそも1984年にアメリカ系韓国人チャン・ドウォン、ジンスク夫妻がロサンゼルスで立ち上げたブランドだそうです。
コンセプトは永遠の21歳の中、判り易く「ベストファッションを最小プライスで提供する」で、圧倒的な安さを武器にシューズ、アクセサリーを含めたトータルコーディネートが1万円以内ででき、毎日が新作入荷という恐るべき商品供給の早さが魅力の一つです。つい先日、「ユニクロ新宿西口店」が地下1階から4階の5フロアで展開する580坪の最大規模で出店したのも、先手という意味で関係性があるのかも知れませんね。
そして、FOREVER 21の隣には、昨年ブームを起こしたH&Mがあり、ZARAやユニクロTシャツ館、セレクトポイント、GAPと低価格ファウストファッション戦争が明治通りで繰り広げられることになりそうです。所謂、アパレル通りですね。
これを見て、不景気不景気と言えども消費者は、別に商品の原価を問いていない事が判ります。
どんな時代であっても消費者の関心は、あくまでも欲しい商品が、そこにあるかどうか、価格が値頃かどうかにあるのだと思います。おそらく、上記のアパレルショップは、ファッション性や話題性もあり、値頃感があるのが人気の要因だと思いますが、営業利益から見ても利益率は通常のアパレルショップよりも高い設定であることは確かでしょう。しかし、売り手も得をして、消費者も喜んでいる。その姿を見ていると、メガネや宝石よりも10年以上先を歩いているアパレルの中に、次の航路が見えて来そうな気がします。


この記事を書いている人 - WRITER -
アバター
元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。 全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。 すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copyright© 宝石メガネ経営.com , 2009 All Rights Reserved.