共通の目的
商売をやるからには、何事も集中が大切だ!
例えば、真剣に月商1000万円の売上をブライダルだけで取ろうと思う。しかし、ブライダルだけで
1000万円の実績を作ることは至難の業である。そんな時、別にブライダルでなくても売上だけを取ろうと思えば、メーカーで当たっている企画を導入すれば本日のご支援先だと簡単に2日間でプラス1000万円は作れる事を店長をはじめ、皆も判っている。でも、そこで踏み止まり、何が何でも3ヵ月後に焦点を定めてブライダルだけで1000万円の実績を作ることを彼らは選んだ。
現状、月商500万円のブライダル実績を単純に倍に持って行かなければならない。常務、部長、そして私の方針としては、多少利益が下がっても良い。しかし、出来ることをこの3ヶ月以内で全てやって欲しいということであった。式場周りに始まり、店頭の演出、企画商品作り、パンフレットの刷新、顧客の掘り起こし、販促の仕掛け作り、商品構成全て見直しを図る中、皆が一致団結して、一つの事に集中して取り組む目的を作る。
きっと、10月には今まで以上の実績が上がるに違いないが、ブライダルだけで1000万円の売上に届くかどうかの確証なんてものはどこにもない。
ただ、10月を終えたとき、きっと、この店には、今までと違った土台が出来上がり、成長していることだけは保証できる。皆で一致団結して共通の目的を作ることが活性化の手段は、昔も変わらず原理原則だからである。