包み込み

2008年4月30日

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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

立地が同じならば、売上は売場面積の２乗に比例します。
基本的に経営の大きな目的は店舗をいっぱい作ることだと誤解されがちですが、赤字だと何の意味もありません。やはり出店するからには、１番店を目指し、収益を上げられるエリアを作っていくことが大切なのです。
その為には、昔から伝えられている王道として、戦力を圧倒的に強化することです。
例えば、ここで言う戦力をメガネ店に置き換えれば、商品量とブランドの種類と販売員数、販促回数になり、それらが競合他店よりも１．７倍以上の差を付けたならば、必ず１番店へ近づいて行くに決まっています。これが、資本主義で成り立つ包み込みの理論となります。
確かに、これを実行するとなると当初経費は掛かりますが、最終的に、一番店になれば、圧倒的な収益を出せる様になるのです。
どんな地方の立地でもその中でメガネ１番店は存在しています。
そのお店は、創業何年だから１番店ではなく、大手チェーン店だから１番店でもなく、明らかにお客様にとって他店よりも魅力があると感じたから１番店になっているに過ぎないのです。