近場の支持

2007年6月29日

WRITER

この記事を書いている人 - WRITER -

元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

最初、お店が出来た時、その街に住む人々は「良いお店が出来て良かったね。私達は、こんなお店を待っていたのだよ」という声が聞こえ出します。次に、ドンドンとお店が成長していくと「この店がないと私は困るわ。このお店がこの街には必要なのよ」という段階にまで上がっていきます。そして最後は「いつのまにか凄いお店になったね。昔から知っているけど立派になったね」というストーリーを歩んで行くのです。
どんなお店にしろ、どんな商品を扱うにしろ、そのお店を判断するのは、街のお客様です。街のお客様の支持を受けられない様なお店が成長していけるはずなどありません。
５００ｍ圏のお客様、１ｋｍ圏内のお客様に対して圧倒的な人気を出しているお店が、商圏を広げて行けるのです。今、自店の５００ｍ圏内のお客様の名簿化率はどうなっていますか？自店を通り越して他のお店に行かれているという屈辱を受けていることはありませんか？まず基本であり、大切なポイントは近場のお客様支持率なのですよ。