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お金に支配された世の中

 
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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。 全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。 すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

「金を買っておけば良いですか?」という質問に対して「金は下がります。8月の北京オリンピックから兆候が見られ11月のアメリカ大統領選の前には、きっと下がっていると思います」
この会話は昨年の2007年船井総研における全社研修会で船井幸雄氏が、弊社社員全員の前で質問に答えた内容です。予言とは言わないまでも、全世界から最新の情報が日々集まる船井顧問の話す言葉には、重みがあるので私は、いつも言葉と言葉の中に表現されていない要素を掴もうと耳をダンボにしているのですが、まだまだ全然判りません。そして、その中で、もう一つ出たのが「景気は下降し、2012年に、資本主義が終焉に向う大きな転換点になる」というものでした。
確かに、日本という国の会計は現在メチャクチャです。長期債務だけで800兆円はあり、それ以外にも特別会計や特殊法人等の表に見えない負債も加えると凄い状況なのですが、それでも政府は2011年までにプライマリーバランスという財政収支を安定させる(黒字にする)と言っているのです。また仮に、プライマリーが合っても金利が1%でも上がれば一兆円規模の負担が増えてくる為、どこまで言っても根本を検討していかなければならないと思うのですが・・・・
でも不思議です。そんな国だけど、世界のお金は円に集まり、急激な円高が起こりました。
当然、日本が2006年にゼロ金利を解除したと言えども、各国のユーロやドルと比べても金利差が大きい為、金利の安い円を借り、それをすぐにユーロやドルという金利の高い通貨で運用していく「円キャリー」の要素も強いとは思いますが、今はまだ、サブプライムの全貌が見えない限り、変換出来ないのでしょう。とすれば、今のお金は、何なのか?お金を動かす一部のゲーム家達が地球上を舞台に争っている。それによって戦争や破綻という人の命まで左右される事態を招いていても自国の金の為なら、何ら関係ない。
お金に支配されてしまった世の中は、確かに船井顧問が言われる様に、長続きするようには、とても思えません。


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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。 全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。 すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

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