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クルム伊達って

 
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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。 全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。 すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

昨日、第83回全日本選手権の女子シングルスで、クルム伊達が16年ぶり3回目の優勝を果たしたというニュースを料理屋さんのテレビで耳にしました。38歳のクルム伊達公子選手は、「年が明けたら全豪にチャレンジしたい」と、再び世界復帰への進出を明言したのにも驚きました。そこで、会見で飛び出した「大好きなテニスで・・・」というコメント。彼女は、一度結婚して引退しても、やっぱり大好きなテニスにふれていたかったのでしょう。大好きだから、テニスを始め、大好きだからテニスで上達しようと努力し、そしてそこで様々なテニスが大好きなコーチやライバルと巡り会って、今の自分が存在しているのだと、その一言の中には含まれているのだと思います。
僕らは、時々、ご支援先の販売員さん達に「最近、仕事はどう?」と聞くと、「いや~苦労しっぱなしですよ。」という人は、まずダメですね。苦労と言う言葉は、好きな延長戦には、決して出てこない言葉だからです。それに対して努力という言葉だと、好きが必ず根幹に存在しています。
「全ての成功の秘訣は仕事に惚れ込む事だ!」と言ったウオルト・ディズニーの言葉でもありますが、自分の選んだ仕事に対して苦労でなく、楽しみ、努力していくことによって、クルム伊達選手の様に年齢的な体力など関係なしに日本の頂点に立てるのだと、福井県で大好きなカニを食べながら感じていました。


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