アメリカ良くなるの?
「Yes We can」「Change」2009年44代オバマ大統領がアメリカをこれからどの様に変えて行くのでしょうか?
1月21日に行われた第44代アメリカ新大統領就任式は、丁度、その日の講演で話す内容を整理しながら見ていました。まず、驚かされたのは、オリンピックの開幕式の様な盛り上がりようでした。おそらく掛かった費用は、ざっと前回のブッシュさんの時よりも上回る40億円以上にはなるでしょう。国会議事堂からホワイトハウスまでの大統領のパレード、ビヨンセやスティービー・ワンダー等の超一流歌手が続々登場し、200万人以上が集まる中、国民(アメリカだけでなく)の皆さんは、これから変革に向かおうとしている事も感じられない様な違和感を覚えた方もいらっしゃったのではないかと思います。
1929年の大恐慌時代に登場したフランクリン・ルーズベルトはニューディール政策を実施し、内需拡大で復活させたのですが、大統領就任演説では、「我々が恐れなければならないものは、恐れそのものである!!」という事で国民を引き付けました。
そして、その後、舞踏会とかの派手な就任行事はパスしていたのです。
最大400万人分の雇用創出から3000億ドルの減税、そしてニューディールの様にエンパイアステートビルやゴールデンゲートブリッジの建て直し、省エネ効果を高めるグリーン・ニューディール政策、耐用年数が迫ってきた軍事兵器の・・・・
結局、これから動き出さなければ何も判りませんが、円安が進み、株が上がらない現状では、世界の期待度は低いのかも知れません。
そして、最後の最後は、やっぱりドルの崩壊の前に新たな基軸通貨を作る。
ユーロの様に、まずは北米を中心に「アメロ」の誕生も全く嘘とは思えず、2015年には東アフリカ共同体の「東アフリカ・シリング」。ペルシア湾岸6カ国による「カリージ」そしてこの流れは、アジアも統一通貨とされる事も十分考えられます。
つまり、円やドルがなくなり、別の通貨も一緒の価値としていくのです。
この流れは、別に今に始まったことでなく、何十年も前から構想されているのです。
では、誰が・・・・・・全世界を統一したい一部の層がいるのです。常識ですけどね。