言霊
WRITER
この記事を書いている人 - WRITER -
元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。
全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。
すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。
言葉には魂がこもるものです。それを昔から言霊と呼んでいます。
例えばAさんとBさんが同じ話をしたとしても相手に伝わり方が全く違ってくるのも、その言葉に魂がこもっているかいるかどうかの違いなのでしょう。
私達も年に何度もセミナーや講演を行う場がありますが、そこが一つの舞台になります。
中には、「話が上手いなぁ~」と感心してしまう講師や、「う~んよく判らん」と思える講師もおりますが、大切な事は流暢に話しをすることでなく、自分の発した言葉に対して、どこまで聞き手の皆さんに伝わったかが重要で、その伝えたい事に対して、どれだけ共感して頂けたかが大きな要素になるのだと思います。
それを考えるとテレビで拝見する国会答弁からは何も伝わって来ませんし、先日、事件を起こした野村証券の社長が発した謝罪の言葉も心意を疑ってしまいます。
彼らは、綺麗に形に沿った言葉を羅列して、その場を取繕ろうとしても、聞いているものからすれば、そんな事は見え見えだと言うことに何故気付かないのでしょうか?
冒頓でも良い。自分の腹から湧き上がる気持ちを込めて、必死で伝えようとする言葉。これが、何よりも「伝える」という事において意味をなすものだと思います。
私達は、接客の中でも魂を込めた言葉を使えているでしょうか?
この記事を書いている人 - WRITER -
元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。
全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。
すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。