山あらしのジレンマ
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この記事を書いている人 - WRITER -
元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。
全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。
すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。
冬のある日、二匹の山あらしは互いに身を寄せ合って寒さを避けようとしました。しかし、身を寄せ合うと棘でお互いを傷つけてしまいます。それで何度も近づいたり、遠ざかりしながら、ついに相手をそれほど傷つけることなく暖め合える距離を見出したのです。これは、哲学者ハウエルの人間関係を反映させたおとぎ話です。
仕事において皆さんが販売員を育てようと一生懸命になりすぎると避けられてしまい、距離をおきすぎると、力のある人間以外成長しないという中で一定の距離を保つ規準が、あいまいになって来ていることはありませんか?もし、この様な課題があるなら、それは山あらしジレンマになりやすい状況です。むやみに慣れ親しんで誤解を招いたり感情的な反発をなしたりは、ここから起きています。しかし、この距離感を決めるのは店長や経営者でなく、ほとんどの場合、販売スタッフの心が決めています。店長を怒らせて得することなど何もありませんから。その為、この距離感を上手く保てる人が組織の中で可愛がられ成長し生きていけるのでしょうね。
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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。
全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。
すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。