人間関係
人は褒められれば嬉しいものです。嬉しいから褒め返す。するとそこには何らかの楽しいコミュニケーションが弾みだすものです。それに対して、皮肉な言葉や貶す様な発言をしてしまうと、上記と全く正反対な重い空気が流れてしまい、喧嘩になってしまう事もあります。その事は皆が頭で判っているのに、重い空気を時には選んでしまうのが人間の性なのかも知れませんね。
どうやら人間には大きなコップを2つ持っていて、一つが気持ちの良くなる水が入ったコップ、そしてもう一つが気持ちの悪くなる水が入ったコップとなります。人から気持ちの良くなる水を貰いたければ、まず、人に気持ちの良い水をコップ一杯に注いで上げなければなりません。どちらのコップも面白いもので、乾杯の様に、ビールを注がれたらビールで返し、焼酎で注がれたら焼酎で返すという暗黙のルールがある様に、気持ちの良い水で注がれたら同じ様に気持ちの良い水で注ぎ返してくれるからです。
聖書に書かれているマタイの「自分がして欲しいと思うことを他人のためにしてあげなさい」というゴールデンルールがありますが、人間関係が上手く行くゴールデンルールとして述べているのでしょう。
何故、急にこんなことを書くかと言うと、売上活性化において、お店の人間関係が非常に重要なポイントをしめているからです。売上が上がっている時なら良いのですが、下がったりすると一気に空気が悪くコミュニケーションのない店へと陥ってしまう危険性があります。
特に宝飾業界の皆さん、しっかりと人間関係に注意して下さいね。