メガネが好きなのでしょうか?
都会におけるメガネの需要は、皆さんもご存知の通り医療器具というよりもアクセサリー感覚のショップが増えて来ています。一時期苦戦を強いられたスリープライスの様なリーズナブルな価格設定が魅力的な店も絞り込まれた中で、再び勢いを増し出しており、また好きなパーツを組み合わせて自分だけのオリジナルフレームを作成出来る店やレスザンの様な個性的なフレームが揃うセレクトショップまでメガネに対する価値観の変貌が急速に浸透し出しています。この様に環境が異なるということは、当然、お客様への提案の仕方も業界の中で異なって行きます。つまり、よりおしゃれにファッションを重視するコーディネート型の提案がポイントになって来るのです。アパレル、ジュエリー、バッグ等お客様の購買心理は、モノを買うときにコーディネートを考えて選ばれている人は全体の9割以上はいらっしゃいます。その情報源は雑誌やテレビが圧倒的に多いのですが
中には街で見かけた人のファッションや店員、店頭のディスプレイをヒントにしている人も結構いらっしゃるのです。その場合、プロの前提としてメガネの販売員自身がコーディネートを日頃心掛けていなければお客様に、コーディネートの提案なんて絶対出来ません。その為に、日頃から洋服やアクセサリー等々の雑誌をチェックしたり、街のファッションや評判のお店に足を運んで情報を入手しなければ生きた提案なんて出来る訳がないのです。よくメガネ店でメガネを掛けてない販売員がいますが、その人は、本当に「メガネが好きなのでしょうか?」仕事だから働いているのでしょうか?メガネが好きで情報をたくさん持っておられるお客様に検眼の話をしてファンにすることが出来るのでしょうか?決してギターを弾けなくてギターの良さを伝えている人と同じ様には、ならないで下さいね。