情報発信側
今日は、競馬が大荒れに荒れました。全くギャンブルに興味のない僕でも秋華賞(2000メートル芝)のニュースが自然と耳に入ってきます。確かに11番人気のブラックエンブレムが優勝し、2着が8番人気のムードインディゴでした。そして3着にもブラックエンブレムと16番人気のプロヴィナージュが入線した為、3連単には1098万2020円の額がついてしまったのです。
100円買っておけば1000万円、200円買っておけば2000万円という配当が貰える訳だから、ほとんど誰もが予想出来ない結果だったということです。
世の中には勝ち組理論というものがあり、勝ち組は決して運を頼りにしません。確かに松下幸之助等の成功された偉人と言われる人々は、その秘訣を聞かれると「偶然」だとか「運が良かった」と語り、それがまた私達凡人に夢を与えるのかも知れませんが、間違いなく努力や失敗の繰り返しの中から結果を結びついていて、それを総称した一言で言うと運になるのだと思います。
しかし、今回の競馬ではありませんが、一躍千金を努力というよりもパチンコやロトシックスや宝くじ、そして株で夢を抱き、それに没頭してしまう人が、先の読めない不景気になると尚更増えてきます。
働いて自分が努力を積み上げて行く事のイメージが沸かず、一気にお金を手に入れようとする文化が若い人にまで浸透してしまい、お金を貰えないからと言って親を殺したり、盗みを働いたりと、メチャクチャな世の中になって来てしまっているのです。
簡単な話、「競馬で大穴的中の攻略本」「宝くじで3億円当たった男」「株で一億儲ける」などなど、書店に行くとそういう本が沢山並んでいますが、それを見て、買っている人よりも、一番儲かっているのは、この本を書いた人なのです。当たり前の話ですが、これらの本を書くには、それ相当の努力をし、勉強して初めて書けるものだからです。
お店も同じで情報を発信する側になれば、きっと儲かりますよ。