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生き残るために

 
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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。 全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。 すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

“近年中に大学100%時代が到来するだろう”というニュースを今朝見た。大学に行きたいという人が、すべて、100%大学に入れる時代が到来するというのだ。少子化の影響で高校を卒業する学生数は減っているが、大学自体は右上がりに増え続けてきた。その結果、進学希望学生数よりも大学が収容できる学生数が過剰になってしまっているのだ。このままだと、現在存在する大学の40%が不要になるらしい。大学の生き残りを掛けた、学生争奪戦がスタートしている。ある大学では、学生獲得のために特徴的な学部を創設している。不動産学部、アクティブ学部etc・・・過去10年間にはなかったような耳慣れない学部ができている。また、ある大学では、学生以外の入学者の強化をしている。託児所を作り、社会人もしくは主婦層の入学を促している。あの東京大学でさえ、レストランを学区内に作ることで、開かれた大学のイメージを打ち出している。つまり、今大学は学生に選ばれるために努力をしなければいけない時代になったのだ。
私は、これを聞いた時に、大学もお店も同じだと感じた。メガネ業界の場合、メガネ店もメガネ装着者も毎年それ程大きくは変化していない。すくなくとも、大学のように数年後に装着者が半減したり、中小メガネ店舗が40%もなくなるということはなさそうだ。しかし、狭い範囲、商圏内では充分大学の生き残り戦争と同じことが繰り広げられる可能性がある。例えば、同商圏内にメガネ店が2店舗あったとしよう。そこに、大手メガネチェーン、月商800万を売るお店が進出してきたとしたら・・・狭い商圏内で突然月商800万の売上、平均単価3万で割ると、約250組のメガネ購入者が増えるとは考えられない。そうなると、既存の2店舗はお客様を奪われることになる。もうそうした事態になっているお店もあるかもしれない。そこで、各大学の生徒獲得対策を思い出して欲しい。新しい学部を作ること、託児所を作ることetc・・・、これらは、あるターゲットに向けて他にはない差別化要素を作った。つまり、他店と同じことをしていたらお客様を獲得できないのである。れんず屋というれんず交換専門店ができたのもそういう流れからだ。差別化をする時は、必ず自店のターゲットを見極めなければいけない。闇雲にサービスを実施したり、差別化をするのではなく、どの層を自店が獲得するのかターゲットを決めて対応しなければお客様は獲得できない。
数日前のブログにも書かせていただいたが、キッズにターゲットを絞るのも一つの手だ。その時は、他にはない保証サービスを必ず実施すること。ありきたりのサービスではお客様はだませない。または、シニアにターゲットを絞るのもいいだろう。シニアクラブを作りシニアの囲い込みをする。自店では、生き残るためにどういう対応を打つか決まっているだろうか?私達の支援先では、実際にこれらの仕組みを導入して成功している店舗は多数ある。もし、ご興味のある方は、船井総研までお問合せ下さい。


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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。 全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。 すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

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