意識を変えること
この記事を書いている人 - WRITER -
元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。
全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。
すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。
学生時代に私は空手をしていました。３６５日毎日毎日、休みもなく突きや蹴りを練習していて、そして１日の締めくくりとして毎回組手が行われました。先輩と組手をすれば、アバラが折れたり、歯が欠けたり、口の中は切れ、手や足、そして瞼も腫上がり、道で擦れ違う人が振り返る程、ボロボロになって帰る日々を過ごしていました。逃げ出したくても１度は、自分で決めた道なので帰れる場所もなく、ただ意地と負け犬には、なりたくない小さなプライドを旨に時間が早く過ぎていくことを願っていたのです。そんな私達を見て、師範が常に言っていた言葉があります。この言葉はフランク・アウトロー氏が唱えた「成功するための思考」を引用されているのですが、以下に書きます。
「意識が変われば態度が変わり、態度が変われば行動が変わる。そして行動が変われば、習慣が変わり、習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば、運命が変わり、運命が変われば人生が変わる。」
これは意識が、その人の運命や人生を変えるという因果関係を教えた言葉でした。空手には道が付きます（空手道）。道には、技術だけでなく心を磨く意味も含まれてきます。より良い人生を送りたければ、まず自分の心の意識を変えて行動に移すこと、そしてそれを習慣化出来なければ人格形成には届かないという社会に出た時に本当に大切な部分を教えてくれていたのでしょう。そんな言葉の真意も理解出来ずに、適当に「押忍！」と返事をしていました。今、それが空手道から商人道に変わり、同じ道を学んでいます。会社が９９％経営者で決まる中で、戦場で戦っている経営者の意識を変えることは、非常に難しいことですが、あの時に私達の意識を変えてくれた師範の様に、意識を変える助言が出来ることを目標にして行きたいと思っています。
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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。
全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。
すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。
