クーポン券
先日、日経流通新聞を見ていたら首都圏に住む20代から60代の女性1000人から「買い物でのクーポン券の利用状況を聞く」という記事が載っていました。その内容によると、買い物において「クーポン券を利用した経験がある」と答えた人は、82.6%あり、クーポン券を受け取った事で次回の来店意向については「どちらかといえば行くと思う」と答えた人が70.7%に達したということでした。
そして利用経験のあるクーポンの69.2%が、チラシやフリーペーパー、インターネットでついてくるものより、店頭のレジで配布されたクーポン(直接手渡し)が最も高いと書かれていたのです。
私の支援先の宝石店では、お買上金額の5%分を商品券でお返ししているお店があります。
基本的に原則、値引き禁止ですので、今まで普通に2割3割と値引きしていた実態から考えると5%分の商品券は非常に効果的でした。
例えば、ブライダルでエンゲージリングとマリッジリングを購買されたカップルの総額が30万円だったとしますと、その5%分が次回から商品券として使えますので、1万5千円分の商品が買える権利があるということです。その1万5千円でピアスを買ってもブレスを買っても、誕生日プレゼントのたしにしても良いので、DMで粗品を付けて何度も勧誘するよりも、次回来店への動機付けになるかも知れません。
また、その商品券は、あくまでも割引券ではありませんので、自店のお金と同じです。
そこには、名前が書かれており、また有効期間は発効日を1年間になっています。
そして、自分が使えなくても、その商品券は、ご家族や友人の方でも使えるとなると自然に紹介も増えてくるのではないでしょうか?