新たな発想
本日は私自身が顧問契約をしているプライム21というメガネボランタリーチェーンの新春総体会が東京ドームホテルで開かれました。その中で、今回特別講師として元船井総研の社員で和歌山の片田舎でイタリアンレストランを展開し、繁盛店を作り上げた山添氏の話を聞く機会がありました。以前にイタリアンレストランを成功させるまでのストーリーを聞いたことがあったので、今回も、その話だとばかり思っていたのですが、知らない間に今のイタリアンレストランの隣にケーキショップを作り、更に、そこのチーズケーキが、テレビ番組から雑誌に取り上げられ楽天市場でも1位になるという具合の超繁盛店を作り上げておられました。
「何故、そこまで、あなたは成功したのですか?」という皆さんの興味関心をよそに、結論は、成功するべくして動いていたという言葉が印象的でした。
どんなにパティシエ(ケーキ職人)が力を入れてケーキを作っても、売れる仮定までも想定して作られているケースは少ないものです。つまり、モノづくりから入るのでなく、お客様に売り易いという本質からモノづくりも考えると、視野が全く広がってくるものだと言われました。
確かにお客様の立場に立たないと判らないことが、周りに一杯あります。常識だと思っていたことが、お客様から見れば、非常識なことも。今こそ、原点に返り、発想転換するべきであると考えさせられた講演でした。