お客様の名前

2007年5月4日

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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

販売員に聞きます。「あなたは、今お客様の中で、実際に名前で呼べている方は何人いますか？」
これは、どんな本にも書かれており、どんなセミナーでも固定客化における第一歩として顔と名前が一致し、名前で呼べるお客様を作ることが大切であると言われています。しかし、実際の店頭では何も変わっていません。ほとんどのお客様に対しては通常通り「お客様」で、以前から知っているお客様に対してだけ名前で呼んだり、呼ばなかったりです。人は誰もが固有名詞を持っています。その固有名詞で呼ばれることによって初めて他の人とは違う自分であり、その存在を認めてもらえるたことに繋がります。そして人は自分の存在を認めてくれる人に対して好意を感じてくれたりします。「お客様でなく竹本さん」「竹本さんから●●子さん」になるに連れて親密感が出来てきたりもします。まずは、素直に実践してみることです。「新規顧客以外は名前で呼ぶぞ！」と心に決めること。どんなことでも同じですが、自分が常に意識しない限り何も変わりませんのでね。