新たな力

2007年5月24日

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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

舞鶴に向かう車窓から見える竹林は非常に立派なもので凄く魅力的に移ります。
竹は空洞の節をもつ神秘的な植物であって生まれてわずか２～３ヶ月で成長をとげてしまうのです。しかし、そんな恐ろしい成長を遂げている竹でも、たくさん生えているその根っこは繋がっている為、何年かに一度、いっぺんに竹山は枯れてしまうそうです。
毎年、新しい竹の子が生え、新しい命が次々と連鎖しているように見えても、DNAは一緒であって生えて1年の竹も、ずっと昔から生えている竹も、みんないっぺんに死に絶えてしまうのだと教えていただきました。
小売店を長年見ていると、企画の内容であったり、商品の考え方であったり、あまりに同じタイプの社員ばかりで構成された仲良しクラブになってしまうと、組織は硬直してしまい、この竹の様に新たに活き伸びていく力が生まれてこなくなってしまうのかも知れません。
その中で、新しい活力を吹き込んでくれる新卒社員やパートさん等々、他の人と違う能力や個性が組み合わさって、理念の中から新たに生み出される力が必要なのかもしれません。