待っていても仕方ない

2009年1月26日

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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

一度は誰にでも経験があることだと思いますが、昔、学生の頃、好きな女性からの電話をずっと黒電話に張り付いて待っていた事があったかと思います。
でも、電話をいくら見つめて待っていても、その電話は永遠に鳴りはしません。
そこで、電話の事を忘れて別の事に没頭していたら、突然、電話が鳴り出すといった記憶はございませんでしたでしょうか？
仕事を待っていても仕事なんて来ません。仕事は自ら作り出すものだからです。
店の中から外を眺めて顧客を待っていても、顧客は来ません。顧客は自ら動いて作り出すものだからです。
商売が上手く行かないからと言って、景気が良くなることを待っていても、自店が良くなることなんてありません。景気は自店の商圏内で生み出すものだからです。
夢に向うちょっとした事でも良いから前に進み行動しなきゃ。
行く道が見えなくて、じっとしてても行く道なんて永遠に見つからないでしょう。
そうしてお店は何かに依存するものから自らの足で立つという自立へ向って行くのです。