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郵政フリーペーパー

 
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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。 全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。 すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

人が、ほとんど住んでいない様な僻地に行くとコンビニや銀行は、なかなか見当たりません。しかし、そんなところでも郵便局だけは存在しています。しかし郵政が民営化になり、いよいよ大きな改革が4月から始まります。まずはリストラ、そして地方郵便局の閉鎖、自治体から郵便ポストの設置料を求める声への回答等々。しかし、そんな事体が迫ってきているのにも関らず、上は呑気に構えています。今のところ民営化と言えども国が守ってくれている(予算の援助)からであり、それが日本のシステムとして残っている以上、本当の変革などまだまだ先の話です。
しかし、ある人は、そこに目を付けました。その郵政の民営化に伴い、今から郵便局が主体となった顧客との交流が必要になるに違いない。どんな街にも郵便局があるというネットワークの力、それを元にJRのウエッジやトラベルエクスプレスの様な郵便局のフリーペーパーを発行させる事が出来れば、きっと大きなマーケットがそこに存在するはずであると。
確かにこれを形にするには、大きな壁があります。それは本局の了承です。しかし、この部分は、普通に提案しても絶対に通らないことは判っています。そこで彼は、無料でフリーペーパーを作成し、地元の拠点郵便局からの喜びの声やお客様からの声を集めて、それを元に本局との交渉に臨んだのです。結果、大手広告代理店のD通やH報堂を退けて見事、この会社だけが郵政からの公式認可を取る事が出来たのです。
これは、凄いことです。拭けば飛ぶ様な小さな会社が、大手を蹴散らしたのですから。
今、彼は順調に、そのフリーペーパーを作成し、少しばかりの収益を上げています。しかし、計画は、これで完成ではありません。彼の中には、あくまでもこれはキッカケづくりで、段階としては第5ステップまでが既に想定されていたのです。
今、その権利をRクルート等が狙って彼にアプローチしてきていますが、そんな事はどうでも良く、
どんな時代でも、会社が大きい、小さいというよりもマーケットというものは、必ず存在しており、それに対して展望を立て動き出せる決意があるかどうかが重要なのだということを彼に教えられた気がします。


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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。 全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。 すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

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