ブランドが出来た理由
百貨店に入っているアクセサリー店の数々。
4℃やスターJ、ヴァンドームの御三家を始め、アガットやノジェス、クリオブルー等々。
商品は甲府のメーカーの中、OEMで作られたりしているので5万円以下の商品でも斬新で可愛らしいデザインが並んでいます。
それに対して、総合宝飾店が、店頭に並ぶ宝石に対して同じ価格帯で明らかに勝負できると自信を持って言えるかどうかが勝負の分かれ道になることでしょう。
彼らの様にブランドという域にまで達し、それが認知され100店舗、200店舗と展開を広げてお客様に販売出来るが故に甲府のメーカーは集中して彼らに商品を作る体制に入る事が出来ているのが現状です。
しかし、彼らは最初からブランドであった訳でもなく、100店舗からスタートした訳でもありません。
どこも最初は、1店舗から少ない在庫でスタートしています。
そして、いつの間にかブランドとしての地位を築いていました。
何が凄かったのか?という質問をよく受けますが、答えはいつも「最初の店舗のスタッフが凄かった!!」と言っています。
そこで働く販売スタッフの方が、それをブランドとして愛し、好きになり、それをお客様に伝え続けることが出来たからブランドとして、今も存在しているのです。
私達も、自店でブランドを作ろうと考えた時、そこまで自店の商品を愛せているでしょうか?
そこまで想いを伝えているでしょうか?