農耕型をもう一度
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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。
全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。
すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。
昔は、鉄砲を片手に野へ出て行き、鹿や獅子を撃って料理すれば良かった。でも今は、野に出ても鹿や獅子は撃ちつくされてしまい、見つけることは難しくなってしまった。
それが今の中小商圏内に位置する宝飾小売店の状況である。取りあえずチラシ、チラシ、チラシ。売上が足りないから催事、催事、催事。確かに気持ちは判るし、これをやって行かなければ綺麗ごとや理想だけでは、生活していけない。しかし、現実この狩猟型時代のマーケティングは、一時的な限界が来ているのも現状である。
これに対して農耕型時代のマーケティングというものがある。「この様な作物を作るんだ」というビジョンを明確にし、その為に必要な技術は何かを考え出し作り出していくモノづくりである。これを店で例えるとプロとして自分はこうして行きたいという想いが最初にあり、その為に必要な販売技術は何か?商品は何か?売場づくりは何か?販売スタッフは、どんな人間性を持ち何を顧客に提供して行くのか?等々を整理し、本来の経営は、それに沿って必要な種を蒔いて行かなければならないのだ。
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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。
全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。
すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。