盲腸
一昨日、東京から帰る新幹線の中で猛烈な腹痛が発生してしまいました。
あんな腹痛は、初めて立っていることも、ジッとしていることも出来ず、脂汗が湧き上がります。
しかし、しかし、忍耐と押忍の精神で育った私は、腹痛如きで病院に行くのは、男のすることではないと思い、帰ってご飯を詰め込み、寝ようとしました。・・・・が寝れません。痛くて痛くて、スグに目が覚めてしまうのです。そして気が付くとトイレで嘔吐していました。
結局、一睡も出来ず、このまま朝6時の新幹線で九州に向えば、間違いなく死ぬことを直感で感じたので、支援先に連絡を入れ、近くの病院に朝一番の8時半に行きました。
待たされること2時間、ようやく順番が来ても、そこから健康診断の時の様に、レントゲンから採血、点滴、CTと廻っていく様な感じでした。それでも中々、結果を言ってくれません。
こっちとしては、CTを撮ってくださいと言われた時点で癌を覚悟していたので、病室で待たされている時に、今までの人生を振り返っていたのですから
そして最後に通告されたのは、「竹本さん、あなた盲腸です。それも相当腫れているので・・・・」と言われ、そこで消化器科の先生から外科の先生と交代しました。
そこで登場した外科の先生は、見るからに強面でした。
消化器系の先生は凄く可愛らしい女性の先生でしたので、そのギャップが凄くて、冗談の通じなさを咄嗟に感じたのです。
そして、その強面先生は、僕の顔を真正面から見て
「相当腫れているので、今すぐに手術をしなければなりませんので、誰か身内の人を読んで下さい」と言います。
僕としては、手術する気もなく、準備も何もしておらず、そのまま帰れるつもりでいたので、今すぐ手術ですからビックリしてしまい頭が混乱しています。( ´∀`)
「薬で散らせないのか?」「痛み止めで持ちこたえられないのか?」「入院は、どうしてもしなければダメなのか?」と何度も何度も言ってみたのですが、その外科の先生は、無表情で「無理でしょうね」と温情を微塵たりとも感じさせてくれません。また、その先生の顔が、うちの●●さんに似ていたので、怖いの何のって!
そして、結局今、現在、私は、その病院に入院しています。明日からは、当面、病院でブログを打つ事になるでしょう。