真剣な顧客管理
先々月が500万円、先月の売上が700万円、これは入社3年目の男性販売員が作った個人の実績です。先日のご支援先で、その会社の若手ホープが、売上を維持し続ける秘訣として自らの顧客管理の仕方を他店の先輩社員語りました。
まず、最初の資料は、名刺ホルダーの様なものにキッチリと整理された顧客の名前が書かれていました。名刺サイズですが、そこにはお客様の名前だけでなく履歴も書かれているトピックスの様なものです。そして、次にバインダーの様なものが出て来て、それには、今年一年で購買されたお客様が日付順にファイルされていて、ローンで購買されたお客様だとローン用紙のコピーや、手紙をいつ出したか、誕生日の手紙、提案DM等々、全てのアクションの履歴がまとめられていて、一目で把握出来るようになっています。また送ったDMに対しては、そのコピーが貼り付けられており、どれを送って、その結果も見えるようになっていました。
何とも凄いです。これを入社当初から、3年間マメにコツコツとしてきた結果が、実績へと結びついていくことを証明してくれました。
私達は、ここまで普段から出来ているのでしょうか?
もし、出来ていないとするならば、私達は、彼よりも顧客に対しての真剣度が少し足りないのかも知れません。
その勉強会の光景を顧客が見ている訳ではありませんが、もし、お客様がこの姿を見ていたら、きっと皆、彼から買った方が安心だと思うことでしょう。
そしてそれは姿勢となって現れるもので、例え見えなくても、お客様に伝わるものなのだと思います。