リーダーは損するもの

2013年9月3日

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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

「社長、笑顔が以前と比べて多くなりました。僕も頑張ります。」と、ある社員が言った。

やっぱり、部下からは、上の景色は良い分でも悪い部分でも、そのまま見えるものであり、リーダーに笑顔がない会社は、組織に活気が生まれないので必然的に業績も厳しくなってくる。

よくリーダーの役割の中で、「人は寝る時には、足から寝る。そして最後に頭を枕に付ける。起きる時は逆で頭から起きて、足で立つ」というものがある。

つまり、頭とは、そういうもので、最後のレジ閉め、店のシャッターを開ける事を誰よりも率先してやる。進んで損をしていく事が、回りに対してのリーダーシップの基本にあるのだ。

人に喜んで貰える事をビジネスにしたら、成功する。何故なら、感謝の量が売上に相関していくからであると言われている様に、部下に対して喜んで貰える事をしたら、それも同じ様に売上へと転換していくものかも知れない。